23年度の鹿沼学舎活動の事始めとして,事務局・自然部会共同で,次のとおり「出会いの森公園周辺の親睦ハイキング」を開催しました。また,午前中の活動は鹿沼北小学校・生物クラブとの共同開催でもありました。
1 日時 5月15日(日)9時30分~午後1時30分
2 場所・概要 出会いの森福祉センター駐車場に集合,大芦川西側の田園地帯の平地ハイキング(約2.5km)と自然観察,野尻農産物直売所での地産地消の理解,出会いの森公園でのバーベキュウ
3 参加人数 大人16名,子ども6名。その他に北小・生物クラブ4名
4 活動内容【平地ハイキングとバーベキュウ】
- 9時30分 あいさつ・軽い準備体操
- 9時45分~11時50分
福祉センター出発→大芦川の東堤を川下に向かって歩み,出会い橋を渡る→荒井川の橋を渡り植物観察(自然部会副部会長阿部氏の説明)→戻って農道を北上,野尻農産物直売所にて休憩・地産地消の理解→大芦川西側の農道を通り,出会いの森公園に至る - 12時~13時30分 出会いの森公園にてバーベキュウ(焼きそば・肉野菜炒め等) その後解散
【私の学び】
ムラサキケマン(ケシ科)は農道・原っぱ・林などに生える越年草。葉はニンジンに似,花は赤紫色の約2㎝の筒状で多数付け,とても綺麗です。山道にさしかかった所で見つけ,かつて,孫が「ママに見せる」と言って,家に持ち帰りコップに飾ったことを思い出しました。
でも,山草辞典で調べると,眠気・呼吸麻痺など毒性を有するとのこと。ケシ科に属する理由を勝手に思い,用心に越したことはないと考えました。
【私の感想】
雲一つない快晴の下,薫風に包まれ,鹿沼の原風景が残る出会いの森公園付近でのハイキング・自然観察・バーベキュ。誰もが,鹿沼の魅力の一つを発見した,と思います。
子どもはせせらぎの中に魚影を探し,田にカエルの卵とオタマジャクシを見つけ,蝶を追って畦道を走る。昼食のバーベキュウでは,お腹いっぱい,肉野菜炒めと焼きそばを食す。
大人は,東日本大震災の悲惨な光景に心を曇らせながらも,このような子どもの姿に幸せ感を覚え,手をつないで歩んだハイキングを思いでの宝としたのではないでしょうか。
(文責豊田)