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歴史文化, 鹿沼学舎

東照宮400年式年大祭記念講演会レポート

東照宮400年式年大祭記念講演会レポート

9月13日(日)午後1時30分から、鹿沼市民文化センター大会議室で、東照宮400年式年大祭記念講演会を開催しました。

講師にお招きしたのは、栃木県歴史文化研究会などで活躍される竹末広美先生です。竹末先生は「鹿沼市史」の専門委員も務められ、近年では「下野の狂歌」など、栃木県の文化史研究で大きな功績をあげていらっしゃいます。この日の演題は「鹿沼宿と諸通行ー日光例幣使を中心にー」でした。


竹末先生は、「鹿沼宿と諸通行」として鹿沼宿の成り立ちや特徴、そして家康の日光への改葬、将軍の日光社参、日光例幣使について説明しました。特に日光例幣使については、例幣使の格式が参議である公卿で小禄の者が多いこと、大名の行列と重なった時は大名の方が本陣を譲ること、入魂(じっこん)と呼ばれる(袖の下)の教養があったことなど、興味深い歴史的事実を教えてくれました。

例幣使を通じて鹿沼宿と京都文化が触れ合っていたことなど、今につながる興味深い事実に感心しました。そして、島崎藤村の「夜明け前」に、例幣使の様子が描かれているとは知りませんでした。

終了後は質問もたくさん出ました。たいへん収穫の多い講演会でした。